二代目浅蔵五十吉氏に師事。繊細な絵付けをすることで評価が高く、特に小紋の緻密な筆致には圧巻。自然への造詣も深く、九谷の色絵で描いた花鳥風月の美しさは、見る人を魅了する。

陶 歴
昭和二十七年 石川県小松市河田町に九谷焼画工の家に生る
昭和五十年 金沢美術工芸大学油絵科卒業 芸術学士号を受与
芸術院会員、文化勲章受章者 故浅蔵五十吉先生に師事
以後七年間九谷焼絵付他一般を習得する
昭和五十四年 第11回日展「蒼曲」初入選 以後27回入選
第18回現代工芸美術展「愛・墓標」初入選 以後連続入選
現代美術展 初入選 以後連続入選
昭和五十七年 独立を課される
昭和五十九年 第1回石川県工芸美術展 初入選 北国賞受賞
昭和六十一年 日本現代工芸美術家協会会員に推挙される
昭和六十二年 現代工芸美術展 無監査出品 以後会員出品
石川県工芸美術展 工芸賞受賞
平成元年 現代美術展 金沢市長賞(最高賞)受賞
平成五年 現代美術展 委嘱出品者推挙される
平成七年 現代工芸小松展 小松市長賞受賞
平成九年 現代美術展 審査員就任 以後三回
平成十三年 横浜高島屋 個展
平成十四年 日本橋三越 個展
現代工芸美術展 本会員賞受賞
石川県新庁舎 知事室、議場、他 陶板(石川の花)作成
平成十六年 京都大丸 個展
平成二十二年 東京大丸 個展
東部池袋店 九谷伝統工芸士特別企画展出品
平成二十三年 阪急梅田店 九谷伝統工芸士特別企画展出品