作家紹介 【 九谷焼 】 越田 秀平 Koshita Syuhei 江戸時代から続く窯の5代目。連綿と受け継がれた匠の技で描かれる絵柄は、まさに巧みである。花鳥をモチーフとしたものが多いが、伝統的なものから現代的デザインのものまで幅広い。 北村 和義 Kitamura Kazuyoshi 伝統をふまえながら日々新しい形を模索する。五彩を操り伝統的な色絵の世界を展開する一方で、「黒彩」「いっちん」という独自の技法を使い、「自分だけしかつくれないもの」を追求している。 田村 星都 Tamura Seito 毛筆細字の技法を一子相伝によって継承する四代目。あでやかな九谷五彩と、細やかな技の世界が融合。柔らかな色使いと温かみの感じられる文様で、他にはない雅な作品を生み出している。 浅蔵 一華 Asakura Kazuka 九谷焼界のビッグネーム・浅蔵五十吉氏の長女。「五十吉カラー」と呼ばれる深い黄の色釉を用いる伝承の技を守りながら、現代的な感覚を取り入れて、親しみやすい九谷焼を制作している。 仲田 錦玉 Nakata Kingyoku 青粒(あおちぶ)技法の第一人者。繊細な粒を一つ一つ描き、絶妙な調和と品格をかもす。さらに、白粒・赤粒・黒粒や、盛金絵付、幽彩などの技法を使い、九谷焼に新境地を開いている。 山中 國盛 Yamanaka Kunimori 二代目浅蔵五十吉氏に師事。繊細な絵付けをすることで評価が高く、特に小紋の緻密な筆致には圧巻。自然への造詣も深く、九谷の色絵で描いた花鳥風月の美しさは、見る人を魅了する。 山口 義博 Yamaguchi Yoshihiro 九谷五彩や氏独自の優雅な紫で描く、自然や風景が特徴。”人の心に花一輪“少しでも心と技を磨き、少しでもそんなものが創られれば…を陶道とし、創作活動に励んでいる。 糠川 孝之 Hasegawa Takayuki ステンドグラス風の独創的な作風が特徴。九谷焼の鮮やかさが強調されるよう色調を改良した「彩(いろどり)」「伝統工芸×Hawaiian」をテーマとした「aloha」など、「楽しさ」を感じる作品を制作している。 福田良則 Fukuda Yoshinori 様々な九谷の技法を使い独創的な表現が特徴。緻密で鮮やかな色使いが多く、独自の技法も探求しながら創作活動に勤しんでいます。 【 加賀蒔絵 】 針谷 絹代 Hariya Kinuyo 山中漆器の茶道具の蒔絵師の元で修行した蒔絵の伝統工芸士。同じ蒔絵師のご主人、ご子息達と共に、蒔絵を身近に感じていただきたい、という思いで蒔絵アクセサリーなど、様々な創作活動を行っている。